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中島 宏; 長谷川 明; 鈴木 友雄*
JAERI-Data/Code 96-021, 33 Pages, 1996/06
放射線輸送コードシステムBERMUDAのガンマ線輸送計算サブシステムで用いるガンマ線群定数ライブラリーとして、JENDL-3.2核データファイルに基づいて、新しいライブラリーJ439.BERMJ3G.DATAが作成された。30核種の最新の核データに基づく遮蔽計算及び核融合炉中性子工学に係わる計算が、中性子-ガンマ線共に一貫したデータで、より精度良く行うことが可能となった。核データ処理にはPROF-GROUCH-G/Bコードシステムを用いて、(n-)生成マトリックスが作成された。また、PHOTXデータに基づく微視的な全断面積が30核種について、エネルギー群毎と、群をエネルギーについて10等分したエネルギーグリッド毎に作成され組込まれた。本報告書では主として新ライブラリー作成の要点と、群定数処理システムの使用上のノウハウについて説明している。
中島 宏; 長谷川 明; 鈴木 友雄
JAERI-Data/Code 95-006, 98 Pages, 1995/06
放射性輸送コードシステムBERMUDAの中性子及び随伴中性子輸送計算サブシステムで用いる中性子群定数ライブラリーとして、JENDL-3.2核データファイルに基づいて、新しいライブラリーJ439B・BERMJ3・DATAが作成された。30核種の最新の核データに基づく遮蔽計算及び核融合炉中性子工学に係わる計算が、より精度良く行うことができるようになった。核データ処理にはPROF-GROUCH-G/Bコードシステムを用いた。本報告書では主として処理の概要と処理システムの使用上の要点について説明している。PROF-GROUCH-G/Bコードシステムに関するマニュアルが未刊のため、本報告書は同システムのBERMUDA用中性子群定数作成オプションの使用法解説書としても有用である。
鈴木 友雄*; 長谷川 明; 田中 俊一; 中島 宏
JAERI-Data/Code 94-002, 22 Pages, 1994/07
高精度の遮蔽計算を行うコードシステムの完成を目標に、その計算手法の基礎を確立するため、1~3次元の各形状に対する放射線輸送コードシステムBERMUDAを開発した。本コードシステムでは、空間に関する直接積分法とエネルギーに関する多群モデルとを組み合わせて、定常状態での輸送方程式を数値的に解き、中性子、ガンマ線あるいは随伴中性子の各線束の空間、角度、エネルギー分布を求めている。平成4年に第I部中性子輸送コードがJAERI1327に、平成5年に第II部ガンマ線輸送コードがJAERI-M93-143に報告された。本報告書は第III部として、随伴中性子束計算用の1次元球体系用の輸送コードの開発について報告している。計算式の導出、計算法の概要とコードの適用性テストについて述べると共に、主目的としては、コード使用マニュアルとして、ジョブ制御文と入力データの準備、さらに出力データの概略について述べている。
鈴木 友雄*; 長谷川 明; 田中 俊一; 中島 宏
JAERI-M 93-143, 82 Pages, 1993/07
高精度の遮蔽計算を行うコードシステムの完成を目標に、その計算手法の基礎を確立するため、1~3次元の各形状に対する放射線輸送コードシステムBERMUDAを開発した。本コードシステムでは直接積分法と、エネルギーに関する多群モデルを組合わせて定常状態での輸送方程式を数値的に解き、中性子、ガンマ線あるいは隨伴中性子の各線束の空間、角度、エネルギー分布を求めている。平成4年に第I部中性子輸送コードがJAERI-1327として報告された。本報告書は第II部としてガンマ線輸送コードの開発について報告している。計算法の概要を述べると共に、主目的としては、次の4個のガンマ線輸送コード:1)BERMUDA-1DG、2)同-2DG、3)同-2DG-S16及び、4)同-3DGの使用マニュアルとして、ジョブ制御文と入力データの準備、更に出力データの概要について述べている。
鈴木 友雄; 長谷川 明; 田中 俊一; 中島 宏
JAERI 1327, 110 Pages, 1992/05
核融合炉遮蔽ベンチマーク実験の解析,一般の原子炉施設等の高精度の遮蔽計算を行うコードシステムの完成を目標に、その計算手法の基礎を確立するため、1~3次元の各典型的形状に対する放射線輸送コードシステムBERMUDAを開発した。本コードシステムでは直接積分法と、エネルギーに関する多群モデルを組合わせて定常状態での輸送方程式を数値的に解き、中性子、ガンマ線、あるいは随伴中性子の各線束の空間、角度、エネルギー分布を求めている。コードの適用性テストはFNSを用いて行ったベンチマーク実験の解析によって行った。本報告書の第I部では、4個の中性子輸送コードBERMUDA-1DN、同-2DN、同-2DN-S16及び同-3DNの使用マニュアルとして、計算法、適用性検討結果、群定数ライブラリー、使用に際してのジョブ制御文と入力データの準備について述べた。
鈴木 友雄; 長谷川 明; 金子 邦男*; 中島 宏
JAERI-M 84-177, 20 Pages, 1984/10
1983年度までに中性子輸送計算部分が作成されたBERMUDAコードシステムにガンマ線輸送計算機能を付加するため、まず1次元ガンマ線輸送コードBERMUDA-1DGを作成した。群定数ライブラリーは中性子120群・ガンマ線36群の2次ガンマ生成定数とガンマ線36群の全断面積を30核種について格納している。コンプトン散乱と電子対生成・消滅による群・角度還移マトリックスはコード内で計算し、特に前者ではエネルギーと散乱角の相関をクライン・仁科の式を数値積分することにより精密に取入れた。角度束を求めるための輸送方程式の解法には、群モデルによる直接積分法を用いている。ガンマ線のみの計算、中性子とガンマ線の接続計算のいずれも可能である。本報告書では計算法の概要とコードの使用法について述べている。